「ごっこ遊び」発言が招いた反発
自民党が2月の総選挙で圧勝し、高市政権の基盤は強固に見える。
だがデモの拡大は無視できないようで、初当選した「高市チルドレン」の⾨寛⼦衆院議員(東京8区)はインターネット番組で、最近のデモを「『ごっこ遊び』にしか⾒えない」と発言。
すると、その発言への反発でSNSは炎上状態となった。
「民主主義そのものをわかっていないんじゃないかと思います。いろんな人が声を上げられること自体が民主主義なのに、それを否定するような言い方をするのはおかしいし、カメラの前で堂々と言うのもどうなんだろうと思いました」
そう静かにたしなめたフミさんは、こうした発言を生む土壌にも目を向ける。
「日本は政治のことがすごく見えにくいとも感じています。フランスやカナダだと選挙前には公開討論があり、みんなが見て議論しますが、日本は選挙までがすごく静か。
たまに特番をやるくらいで、どうしてそんなに報道されないのか。もっとちゃんと報じれば、もっと政治が身近なものになるんじゃないかなと思っています」(フミさん)
ピクニックのようにテントを張って友だちと弁当を食べていた30代前半のチョコさん(仮名)は生活の問題を訴えた。
「やっぱり一番大きいのは生活のことですね。高市政権になってから何か良くなったことがあったかな?と思います。物価も上がってこの先もっと苦しくなっていくんじゃないかという不安があります。
高額療養費制度も(負担限度額が多くの人で引き上げられる)変更があったり、生活に直結するところがどんどん厳しくなっている感じがしています」
戦争の恐怖、女性を取り巻く生きづらさ、生活苦……。こうした問題を直視するよう求める声を「ごっこ遊び」と片付けるなら、デモの規模はさらに大きくなるのではないか。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













