026年3月に、SNSで反響のあった集英社オンラインの記事ベスト5をお送りする。

第1位は、いわき市で3月11日に給食の赤飯が廃棄されてしまったという事件の記事だ。「大震災の追悼の意を表すべき日なので、赤飯はふさわしくない」との判断は正しかったのか。市に取材した。
第2位は、今も続くイラン攻撃の記事だ。この攻撃で得をしたのは誰だったのか。
第3位はWBCのアメリカ1次リーグ敗退危機についての記事、第4位はNetflexドラマ化で話題の細木数子氏の娘のインタビュー記事、第5位は元シェイプUPガールズ中島史恵さんのインタビュー記事だ。

第1~5位のランキングは以下の通り。

第1位
「卒業を祝って何が悪い」3.11に給食の赤飯2100食が廃棄で大炎上…「赤飯は法事などで食べられることもある」といった声も、いわき市の判断に広がる波紋

第2位
イラン攻撃の真の勝者はトランプではない…アメリカの世論が引き裂かれるのを傍目に「ひとり勝ち」した人物の名前

第3位
〈WBC〉アメリカ一次リーグ敗退なら、実は侍ジャパンに生じる3つの「大きな損失」

第4位
娘が語る細木数子の晩年と最期…タッキー弔問と「地獄に堕ちるわよ」の言葉に込めた想い

第5位
不妊治療、子宮全摘、終活…元シェイプUPガールズ中島史恵57歳が明かす“女性の決断”と「今が幸せ」と言えるワケ

↓以下記事本編

世界に衝撃を与えたイラン攻撃。米国トランプ大統領は作戦の成功を誇らしげに語るが、国内ではトランプの熱狂的支持層から「裏切り的行為だ」と批判が飛び交っている。一体何が起きているのか。経済誌プレジデントの元編集長で作家の小倉健一氏は「この攻撃の本当の勝者はトランプでもアメリカでもない」と指摘する。

イスラエルの戦略に引きずり込まれた米国

2月28日、米国とイスラエルの両軍は共同で作戦名「オペレーション・エピック・フューリー(Operation Epic Fury)」を発動し、イランへの大規模な軍事攻撃に踏み切った。

トランプ大統領はこの作戦について、最高指導者ハメネイ師の排除を含む「歴史的な成功」を強調し、自らの指導力を誇示。しかし、その足元ではかつてない激震が走っている。

イラン攻撃の真の勝者はトランプではない…アメリカの世論が引き裂かれるのを傍目に「ひとり勝ち」した人物の名前【2026年3月バズり記事2位】_1
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政権幹部から漏れ伝わった、米国が攻撃を決断した背景に「イスラエルによる独自の軍事行動計画」があったという事実は、米国国内、特にトランプ氏を熱狂的に支える「MAGA(Make America Great Again)」陣営に衝撃を与えた。

これは、米国が自国の利益ではなく、イスラエルの戦略に引きずり込まれたのではないかという疑念を決定づけるものとなった。

イスラエル「米国がやらなければ自分たちがやる」

軍事的な直接の恩恵を享受したのは、間違いなくイスラエルである。

米国を動員することで、自国の兵士を過度に危険にさらすことなく、宿敵イランの核施設やミサイル拠点を壊滅させることに成功した。

マルコ・ルビオ国務長官は、3月2日の記者会見において、米国が攻撃を決断した背景には、イスラエルがイランに対して米国への報復につながる軍事行動を計画していたことがあったと説明した。

ルビオ氏は「我々はイスラエルの意図を把握しており、それが我々にとって何を意味するかを理解していた。その結果として行動する準備が必要だった」と述べている。

この発言は、イスラエルが「米国がやらなければ自分たちがやる」という構図を作り、トランプ政権に決断を迫ったことを事実上認めたものだ。

ニューヨーク・タイムズ(3月2日)も、「イラン攻撃という米国の決定は、数ヶ月にわたりその必要性をトランプ氏に説いてきたネタニヤフ氏の勝利であった」と報じている。

米国は短期的な戦果を収めたものの、既に米中央軍(CENTCOM)は米兵3名の死亡を認めており、兵士の損失と今後数十年にわたる報復リスクを単独で背負い込む形となった。