FIFAランキングでは3番目に難しいグループ

日本が入るグループFの対戦相手は、オランダ、チュニジア、スウェーデン。日本は6月15日にオランダ、21日にチュニジア、26日にスウェーデンと対戦する。

プレーオフの結果を経て、各グループの顔ぶれを見ると日本のグループFは「死の組」と言っても過言ではない。もっとも、最新のFIFAランキングを見れば、オランダ7位、日本18位、スウェーデン38位、チュニジア44位と、数字上は突出した“超強豪3か国同居”という構図ではない。

さらに、各グループのFIFAランキング順位の合計値で考えると、最も順位の高い国が集まったのは【グループI】フランス(1位)セネガル(14位)イラク(57位)ノルウェー(31位)。2番目が【グループD】アメリカ(16位)パラグアイ(40位)オーストラリア(27位)トルコ(22位)で、日本のグループFはその次の3番目に上位国が集まったグループであり、グループIやグループDのほうが「死の組」と呼ぶのに相応しい。

W杯グループリーグ別FIFAランキング(※4月1日発表のFIFAランキングをもとに編集部作成)
W杯グループリーグ別FIFAランキング(※4月1日発表のFIFAランキングをもとに編集部作成)
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それでも厄介なのは、この組に「明確な取りこぼし候補」がいないことだ。オランダは言うまでもなく別格で、ワールドカップ3度の準優勝歴を持つ伝統国。FIFAのプロフィールでも「three-time finalists」(3度の準優勝国)と整理されている。

一方でスウェーデンも、最新順位こそ38位ながら、ワールドカップの歴史では準優勝1回、3位1回、4位1回という実績を持つ実力国で、プレーオフではポーランドを下して本大会出場を決めた。しかもその原動力となったのが、直近5日間で4得点を挙げたヴィクトル・ギョケレシュだ。

チュニジアもまた、派手さはなくても、アフリカ予選を勝ち抜いてくるだけの組織力と守備強度がある。つまりグループFは、「どこか1チームからの勝利を確実に計算できる組」ではない。そこに日本が入った以上、日本目線では十分に“死の組”といえる。

それでも、日本の決勝トーナメント進出への期待値は高い。