「深く反省してる…」ので「今回就任をお願いしました」
ところがこの告発とそれに基づくパワハラ認定は結果的に意味をなさなかった。
「大阪市は3月30日になって岡本氏を減給10分の1(6カ⽉)の懲戒処分にしましたが、そもそも任期が31日で満了なので実際の減給はありません。そこへきて大阪府が4月1日付で府民文化部の『都市魅力関係』の特別参与に委嘱したのです」(地元記者)
吉村知事は1日の定例会見で「パワハラをした人を再雇用する理由は何か」と質問されるとこう答えた。
「パワハラ、これはあってはならないと思います。今回大阪市の処分についても、岡本氏自身それを受け入れて『これは申し訳なかった。反省しています』とことを言っていますし、その姿勢です。その上で、実はこの話というのは当然処分の前から岡本さんとしてまして、やはりこれまでの大阪の様々な文化、それから芸術、そして様々な大阪を元気にするイベントに力を発揮してこられたというのも事実です。
その能力があるのは間違いないので。ただパワハラがあるのはダメですから。これ本人も反省していますので。当然退職されましたので、アドバイスをもらうという形で特別参与ということの任命をしたということです」
記者からさらに、委嘱打診はパワハラの事実が発覚する前にしたのかと聞かれ「そうです」と回答している。
「吉村氏の説明では、大阪市公正職務審査委員会の聞き取りにパワハラを否認していた岡本氏は態度を変え、パワハラを認めていることになります。そして大阪府は、委嘱の打診後にパワハラを確認しても打診を撤回しなかったということです」と大阪市関係者は指摘する。
そこで大阪府に改めて尋ねると、担当の府民文化部府民文化総務課は、
「(本人は)その件に『深く反省してると。今後2度と起こさない』というご意向だと確認をしており、そういった経過もあって今回就任をお願いしました。(岡本参与は)大阪府の都市魅力の政策に色々豊富な知見をお持ちでして、府としても特別参与でアドバイスをいただきたいという点から就任をお願いしたということです」と答えた。













