この年齢になって親に感謝したこと

ここまで読んでお気づきの方もいるとは思いますが、私はあまり髪型にこだわりがありません。

もともと、毛量が多いせいか思い通りにならないことのほうが多くて。

ボブにすれば“ヘルメット”、三つ編みをすれば“しめ縄”、高校3年間はトップ部分だけをゴムで結ぶ“ちょんまげ”スタイルを貫き、大学時代は東京に染まりたくてソバージュに。

それもまた、ふくらんで大変なことになっていました。

だからこそ、カットもヘアアレンジも潔くプロの手に委ねるというか。

ヘアアイロンを買ったのも本当に最近。

それまで、濡れた髪を乾かすためのドライヤーを一台持っているだけでしたからね。

そんな私ですが、50代に突入してからはアンチエイジングにおいて髪はとても重要と痛感。

さすがに髪の毛に気を遣うようになりました。

50代になってからヘアケアに関心を持つようになった大久保
50代になってからヘアケアに関心を持つようになった大久保

今一番の問題は40代になってから急に増え始めた白髪です。

うちの相方の光浦さんみたいに、まるでメッシュを入れたようないい感じのまだら白髪なら、そのまま放置しても“上品なおばさんエッセイスト”風で素敵だけど。

それとは別の“ヤマンバ”路線もあるじゃない、たいていはそっちになる可能性のほうが高いじゃない。

だからこそ、今はまだグレイヘアへの憧れは封印。

白髪染めは念入りに。

髪の根本が白くなってきたときは「ノンストップ!」の出演時、人気通販コーナー「いいものプレミアム」で出会った白髪用のヘアファンデーションを活用。

先日、また購入しようとしたら見つからなかったので、今は販売していないかもしれませんが、かなりの優れもので。

このコーナーでは『ディノス』の商品を紹介しているんですけど、これが本当にどれも良い品ばかりでね。

そばで見ているとついつい欲しくなっちゃって、まんまと出演者の私も購入。

で、我が家にどんどん『ディノス』の美容器具やら健康器具やらが増えていくっていう。

ちなみに、最近買ったヘアアイロンももちろん『ディノス』ですからね。

髪の毛のボリュームとツヤだけでマイナス4〜5歳の効果を得られると強く感じる今日この頃。

テレビに出るときは「これでもか!」ってくらい高温のヘアアイロンで挟んでツヤツヤにするし、髪が死にかけたらユリちゃんのお店へ行き魔法のトリートメントで復活の儀式を施す。

年々、女性の髪も細く薄くなっていくからシャンプーもスカルプケアに特化したものを使用。

前髪を作ってみたり、髪をいたわったり、少しでも若々しくいたいと願う私ですが、この年齢になって親に感謝したことがひとつ。

それは「毛量多く生んでくれたこと」。

若い頃はこの毛量がコンプレックスで仕方がなかったからこそ、当時の自分と同じように悩んでいるであろう若者を見かけるたびに思いますからね。

「大丈夫、将来あなたたちが勝ちますから!」って。

剛毛多毛に優しい微笑みと眼差しを向けつつ、余計なお世話を高温で焼きながら。

イラストレーター・中村桃子による連載挿絵
イラストレーター・中村桃子による連載挿絵
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聞き手・構成/石井美輪 題字・イラスト/中村桃子 撮影/露木聡子