「なんか少し太りましたか?」

お気づきの通りめっちゃくちゃ無理なダイエットをしたんですよ。

だから案の定、企画が終わってからが大変でした。

視聴者からは“ダイエットを成功させた人”として認識されているので、私がSNSに写真をアップする度に、容赦なく「なんか少し太りましたか?」「リバウンドしていませんか?」「ジムは行き続けているんですか?」と、厳しいコメントが寄せられるようになりました。

まぁ正直、その通りなんです。

“水抜き”は一時的に体重を減らすだけですし、実は測定の翌日には2キロほど戻りました。

これは想定内。

頑張った自分にご褒美♡と、我慢していた脂物をたくさん食べて食事の幸せを感じたことにより1ヶ月後にはさらに1キロ戻りました。

うん、まあ…これもギリギリ想定内。

「食事を我慢したらすぐに取り戻せる」と3キロ太ったあたりでもう一度食事を我慢して…。そうすると2キロくらいは落ちてくれるので、企画終了後は人知れずリバウンドと戦っていたのです。

ただこのやり方が効いたのは30歳まで。

一時的に食事を我慢しても体重が減らなくなってきました。そして食べる量まで増えていくのです。

週1回のジムに、ピラティスも週1回追加して運動量を増やしました。

それでも体重は減らないどころか、増えるいっぽうでした。

どうしたら良いのかわからなくなり、ピラティスのインストラクターに相談したところ原因は簡単で、30歳になったからだと言うのです。

確かに30歳を超えてから、口内炎やニキビ(30歳を超えたらそれは吹き出物だよ、といちいち訂正されるやりとりが大嫌い)の治りがまあ遅い。

20代のころは睡眠時間が短くても元気に働けていたのに6時間は寝ないと身体が言うことを聞かない。

これって全部30歳になったからなのか! と身をもって実感したわけです。

後輩たちからは「そんな1年で変わりますー?」と言われ、先輩からは「4,50代はもっと大変だから。30代のそれなんて序の口よ」と言われますが、今30代という舞台に立ったばかりの私はまだ踊り方もわからないのだから…。そんなこと言わないでよ…。必死なんですよ…。

30代に突入したことで、最終測定日から体重はプラス5キロ。つまり半分戻りました。

今度は年齢を言い訳にしかけている自分にも薄々気づいていますが、同世代の女性の皆さんもやっぱり痩せにくく…なりますよね?

テレビ朝日・三谷アナ衝撃の告白「実はお腹のお肉がまた…」あのダイエット企画の裏話_3

テレビ画面の中にいる私のお腹の肉がどうなっているか、画面越しには見えないでしょうが、再びお腹に肉が乗り始めた、アブナイお腹になり始めています。

お腹の具合がテレビに映らないように、テレビで発する言葉も勘違いされてしまうことが多い世の中です。この連載ではそんな自分を立体的に理解してもらえたならと思っています。

真実を打ち明けてしまったからにはまた痩せないといけないなぁ。

文/三谷紬 

写真/SAKAI DE JUN

スタイリング/石田綾

ヘアメイク/Suzuki Mikiko