会社は10か月で退職、菅原容疑者はきらびやかな生活ぶりをSNSに投稿
その入江容疑者に人出しを依頼された疑いがある菅原容疑者は2024年6月にBuzzSellを設立している。
本人のインスタグラムや会社のホームページによれば、菅原容疑者は大学在学中に英国やカナダなど5回の留学を経験し、23年3月に卒業すると外資系企業に就職。ブランドマーケティングに従事するが10カ月で退社した。当時のことを本人は、
〈退職を決めたのは、一瞬のこと。決めてから15分後には上司にInviを送りました。〉
と振り返っている。「Invi」が何か不明瞭だが、思い立ってすぐに辞めたらしい。
その後「会社員の働き方に向いていないってことかもしれない。だったら起業してみたら?」と父親に言われ、インフルエンサーマーケティングなどを提供するというBuzzSellを立ち上げたとしている。
インスタには昨年6月、会社設立1年のアニバーサリーパーティーを開いたとのポストもある。胡蝶蘭やシャンパンがパーティー会場に並ぶ豪華な動画を載せ、業績は1年目から好調だとアピール。ほかにもきらびやかな生活ぶりがうかがえるポストが並んでいる。警視庁は入江、菅原両容疑者がどのように面識を持ったのか確認を急いでいる。
結局、衆院選東京7区は前回、裏金問題もあって落選した自民党の丸川珠代氏が当選。入江容疑者は得票が有効投票の1割にも満たず供託金を没収される惨敗で、比例復活もなかった。
国民民主党の玉木雄一郎代表は逮捕を受けSNSに、
〈被疑内容が事実であれば選挙の公平性を揺るがす極めて遺憾な事態。捜査には全面的に協力して参ります。事実関係を確認の上、党としても厳正に対処します。〉
とポストし謝罪。党所属議員らも一斉にSNSで入江容疑者を非難し、党内は「トカゲの尻尾切りを急いでいる状況」(落選した立候補者)になっている。
だが、入江容疑者はただの候補者ではない。国民民主党は選挙の節目ごとにJR山手線新橋駅前のSL広場で街頭演説を開き、榛葉賀津也幹事長はSL広場を「われわれの聖地」と呼んでいる。
入江容疑者はそのSL広場をエリアに持つ東京7区から出馬し、選挙戦最終日の2月7日夜にここで行なわれた党の最終街頭演説会でも玉木、榛葉両氏とともに演台に上がり「国民民主党にしっかりと前に前に進む政治をやらせてください」と訴えている。
そんな入江容疑者に重大な選挙犯罪の疑いがもたれる今回の事態、尻尾切りが許されるはずもない。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













