いっぽう中道の議員は…
午前10時前。早朝に登院していた原田直樹氏(比例南関東ブロック、中道改革連合・旧公明)が取材に応じたが、組織の足並みを問う質問が飛んだ瞬間、秘書が「囲みはこのあとまた別で行うので」と強引に割って入り、質問を遮断した。原田氏はこの問いに答えることなく、促されるようにその場を後にした。
一方、党の中枢にいる旧立憲勢の言葉には、深刻な危機感が漂う。泉健太氏(京都3区、中道改革連合・旧立憲)は、TBSなどの取材に対し、「われわれからすれば暗雲が立ち込めているスタートかもしれない。
物価高対策に、この少人数でどこまで力を尽くせるか。遠慮からは何も生まれない。本音をぶつけたい」と吐露。同じく山本香苗氏(比例近畿ブロック、中道改革連合・旧公明)も、「涙をのんだ仲間の分も、一丸となって団結して頑張りたい」と語っていた。
メディアに対して「鉄の防波堤」を築き、沈黙を守る自民党の新人たち。そして、再編の渦中で「団結」という言葉を繰り返し、生存を模索する中道改革連合の議員たち。
初登院は、祝祭の華やかさよりも、対話の拒絶と組織の動揺という、現在の永田町の冷徹な力学をありのままに映し出していた。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













