老化を防ぐお酒の飲み方
お酒が好きな人に朗報です。お酒の中にも抗糖化作用を持つものがあるのです。
一つめは、日本酒です。
糖質制限をすすめる専門家の中には、日本酒は糖質が多いため「飲んではいけない」と指摘する方もいます。しかし、試験管レベルでの実験では、日本酒にAGEsの生成を抑える効果があることが確認されました。
この調査は、私たちの研究室の学生が行なったもので、彼は大の日本酒好き。京都の地酒を十数種類も買い集め、AGEs抑制効果を比較したのです。
その結果、日本酒によってAGEsの生成量が減ることが明らかになりました。
ただし、日本酒のどの成分がその効果をもたらしているのかは、特定できていません。おそらく、麹菌が米の成分を分解する過程で、抗糖化作用を持つ新たな物質が生まれているのだろうと考えています。
二つめは、ワインです。
ワインはブドウを発酵させてつくるお酒であり、豊富なポリフェノールを含むことが知られています。ポリフェノールは抗糖化作用に優れた成分です。
三つめは、ウイスキーです。
ウイスキーは、大麦などの穀物を発酵・蒸留し、オーク樽で数年以上熟成させてつくります。このオーク樽の影響で、香りと色あいが深まり、その中にポリフェノールが多く含まれるようになります。つまり、ワインと同様、ウイスキーもポリフェノールが豊富なお酒なのです。













