「管理しすぎると創造性を損なう」
──では逆に、発注する立場で気をつけることはありますか。
発注する場合、最初に提示した以上のことは求めないようにしていますね。自分が発注するからには、その成果物が予想に反するものであっても、それは発注した自分の責任だと思います。
そういう意識で発注すれば、相手も自由にアイデアを出してくれると思うんですよ。そこを管理しすぎると、結局「言われたことだけやってりゃいいや」ってことになっちゃって、その人の創造性を損なうことになるので。
特に音楽の発注とかの場合は、そういう「自由さ」が必要なんじゃないかと思いますね。
人にものを頼むって、自分ができないから頼んでるわけじゃないですか。なので、直しを要求するにしても、最低限そのリスペクトは持つべきだと思います。
──ところで『正反対な君と僕』のエンディングはPAS TASTAですよね。来春放映の『左ききのエレン』の音楽担当もパソコン音楽クラブです。どちらもトーフさんと親しいミュージシャンですよね。
PAS TASTAがエンディングということを本当に知らなくて、びっくりしました。結果、ある種のコラボみたいになって、ありがたいですね。パ音にしてもそうで、昔から知っているみんなが、こういう仕事をやれてるのは本当にうれしいですね。
やっぱり原作者の阿賀沢先生が音楽好きな部分や、作品の持つテイストで、近しいミュージシャンが集まってる感じも、アニメ制作チームの皆さんの意図というか意気込みが感じられますよね。そこに自分も混じれたという点では、非常にうれしいなと思います。
取材・文/Shoichiro Kotetsu 撮影/濱田紘輔
TVアニメ『正反対な君と僕』作品概要
【タイトル】 正反対な君と僕
【放送・配信情報】 2026年1月11日(日)より
MBS/TBS系全国28局ネットにて毎週日曜午後5時~放送
ABEMA、Prime Videoにて毎週日曜午後5時30分~最速配信
【イントロダクション】
いつも元気いっぱいだけど周りの目を気にしてしまう女子・鈴木と、物静かだけど自分の意見をしっかり言える男子・谷。正反対な二人がお互いを尊重し、ゆっくりと理解を深めていく姿と、友人たちとの学校生活を描くラブコメディ。
「ジャンプ+」にて2024年まで連載され「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2024」男性部門賞、「マンガ大賞2024」第7位、「第4回マガデミー賞」作品賞など数多くのマンガ賞を受賞した阿賀沢紅茶による原作をラパントラックがTVアニメ化。
©阿賀沢紅茶/集英社・「正反対な君と僕」製作委員会
【公式HP】https://sh-anime.shochiku.co.jp/seihantai_anime/
【公式X】@seihantai_x














