「姉はふくよかだったのに、ガリガリに痩せてしまっていた」
山下容疑者の20年来の付き合いで、母親のこともよく知っているという知人(♯5で紹介)は、心配そうな表情を見せた。
「事件後にお母さんに連絡しましたが、一切連絡は返ってきませんね。事件が起きる数週間前に『もうすぐ年金で暮らせるようになる』という話もしていたし、もしかしたら仕事も辞めてもう引っ越してしまったのかもしれないです。
事件を起こした市郎にはお姉ちゃんもいて、事件後にたまたま見かけたという人は『もともとどちらかと言うとふくよかだったのに、ガリガリに痩せてしまっていた』と言っていました。
事件のことももちろんですが、色々心労がたたっているのかもしれません。事件の1年くらい前、市郎はお姉ちゃんの息子さんとも飲みに行ったりしていたんです。
市郎にとっては甥にあたるし、自分の方が歳も全然上なので、当初は飲み代も出していたようですが、突然、これまでの飲み代を上回るお金を請求してトラブルになったらしいんです。
お母さんからすれば市郎には昔から手を焼いていたということでしたけど、まさかあんな大きな事件を起こすとは思ってなかっただろうし、あと少しでゆっくりできそうというタイミングだったのに本当に不憫です。今どうしているのかわかりませんし何より心配ですね……」
自分の家族にも多大な心配をかける容疑者は、公判を前にした今、何を思うのだろうか。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班


















