ミラクルひかるに感じる、モノマネ芸人としてのすご味
──そうしたモノマネの質と笑いを絶妙なバランスで実現しているのって、誰でしょう?
ミラクルひかるですね。上手いのに面白い。僕の中でのライバルは、完全にミラクルひかるです。あの人はほんますごい。
──舞台「ザ・ミュージカルマン2025」でも共演されてましたが、どのあたりにすごみを感じるのでしょうか?
一番すごいのは「発掘をまだ楽しんでいるところ」ですね。家でネタを作って「明日学校で友達に見せたい!」みたいな、あのワクワク感のまま今もモノマネをやっている。「ウケるからやる」「今のトレンドに合わせよう」とかじゃないんですよ。純粋に「見つけること」が楽しくて、それを早く誰かに届けたい。そのピュアさがめちゃくちゃ強いと思います。
モノマネ芸人って、仕事になっていくと「数字が取れるから」「テレビ映えするから」という理由でモノマネの対象を選ぶことが増えるんですけど、彼女には関係ない。自分が今やりたいことだけを探して、それを形にしてるんです。今回のミュージカルでも、十八番の広瀬香美さんも工藤静香さんもやってないですからね(笑)。
──そうした業界の変化に対して、エハラさんはどう感じてますか?
僕は笑いも欲しいけど、同時に「おぉ、すごい!」という反応も好きなので、どちらが主流になってもあまり気にはならないですね。昔は北斗晶さんのモノマネコントとかも結構やっていましたけど、ここ数年はちゃんと歌って、その中で面白いように歌う、みたいな方向でやっています。
──SNSでは「あるあるモノマネ」のほうがバズると言われますが、そこも変化のひとつ?
たしかにそうですね。芸能人を真似るより、学生時代の友人や先生とのやりとりとか、バイト先の先輩とか、 “日常あるある”のほうがSNSだとウケがいいんです。
僕も『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』などで、細かいあるあるモノマネをいっぱいやってきましたし、昔からあるテーマではあるんです。でも今のほうが重宝されますし、シチュエーション込みのミニコントとして見せるなど表現方法も変わってきています。



















