「任期についてちゃんと言ってますから」
そして石丸氏自身は公募で選ばれていないので立候補も投票も資格はないとし、「私は再生の道のメンバーではなく発起人」と主張。今後も求められれば選挙の応援には応じるが、党からは「いったん抜けます」と話した。
取りざたされる広島県知事選出馬には否定的な考えを示す一方、3年後の東京都知事選出馬は「有力な選択肢の1つと捉えてます」と口にした。
会見で石丸氏は党代表を退くことは既定路線だということを最も強調した。選挙惨敗の責任をとるのではなく、再生の道の代表には「任期」がありこれを終えたとの主張だが、党代表に任期があることは出席した記者のほとんどが知らなかったもようだ。
そこで石丸氏は、
「私が任期について今まで公に言ったことはありますよ、昨年の12月、ReHacQというネットメディアのライブ配信で(大阪府の)吉村知事との対談で言及してます。『再生の道をこれから作る』『新党を作ります』と。
で、『代表は早ければ選挙の前に、遅くとも選挙が終わったら交代する』『出口戦略ももう決めてるんだ』と言って立ち上げてるんです。多分ほとんどの方、忘れてるか知らない状態だと思うんですが、ちゃんと言ってますから」
と話し、任期のことは公に話していると主張した。そして朝日と日経を槍玉にあげた意図を話した。
「なんで私がこんなところにこだわってるかというと、私が過去の発言を捻じ曲げたかのような印象を与える報道がこれまでされてきたからです。
“いや、最初から言ってたじゃないですか”と私の立場としては強く訴えたいんですけども、メディアの皆さんにそうではない伝えられ方をするともう抗いようがないですね。なので、やめてほしいなと思って今日はこの10時の(会見開始)前のくだりから釘を刺しにいったというところです」(石丸氏)