コンサートに込めた想い
――今回のライブは「Sweet Sixty」というタイトルがついています。どのようなライブにされたいと思っていますか。
松本伊代(以下、同) 人生の節目に記念のコンサートができることがまず嬉しいので、皆さんへの感謝の気持ちを込めています。
曲については、昨年、一昨年のコンサートでは大人っぽいコーナーを入れていたんですけど、今年は「Sweet」とつくのでそういうコーナーはやめて、可愛いイメージにしたいなって思ってます。大人っぽい曲は「さよなら私のために」とか、恋愛3部作を歌うぐらいで、あとは可愛らしい曲をメインにしていこうかなと。
あと、ファンの方にもリクエストを募って、リクエストの多かった曲を構成にぜひ入れてほしいと、船山基紀先生にお願いしています。
――音楽監督の船山さんをはじめ、すごいミュージシャンが揃っていますね。
これだけ最高のバンドメンバーはなかなか集まってくれないと思いますし、楽しみでもあります。レジェンドだったり、今をときめく人々が時間を作ってくださるのは、船山先生のおかげです。もう感謝感謝ですね。
――バンド構成を見ると、音楽活動への本気度が伝わります。いま、松本さんにとって音楽活動はどのような存在になっていますか。
もともと歌でデビューしてるので、歌はやっぱり原点というか。
当時の大人の人たちが一生懸命、素敵な曲を作ってくれたおかげで、宝物のようなアルバムがいっぱいあるので、どんどん発信していけたらいいなって思います。
もちろん声は変わってるし、歌詞もちょっと幼くて恥ずかしかったりするんですけど、どれも今聞いても古くないというか。メロディーとかアレンジもすごくよくて、今も歌いたいと思う曲が多いんです。