「コセムーがなにかヤバいことをした」とクラス内で騒がれている

説明会に参加した、高学年の娘をもつ父親は「校長先生が話したあとは、事件についての質問が多く、校長先生も『調査中です』『対応中です』『現時点でお答えできることはございません』しか、コメントしていませんでした」と様子を振り返る。

「小瀬村は低学年の児童や保護者から好かれていたのか、保護者が泣きながら『子どもたちに、今回の事件のことをどう伝えたら良いのか』と質問していたのが印象的でした。

小瀬村は3年生の担任を受け持っており、一部の生徒からは『コセムー』と裏で呼ばれていました。『コセムーがなにかヤバいことをした』とクラス内で騒がれているそうです。ただ、コセムーが何をしたかの具体的な内容は理解しておらず……。悪いことをしてしまったけど、いつかまた戻ってくると思っている子が多い印象です。

生徒のなかには『いつコセムーは戻ってくるの』と保護者に聞く子もチラホラ。そんな生徒の純粋な質問に、保護者がどう説明すれば良いかと葛藤しているとのことでした」

小瀬村容疑者(広報誌より)
小瀬村容疑者(広報誌より)

♯2でも報じたが約10年前、小瀬村容疑者はフットサルチームに所属し“爽やか熱血青年”だったことをチームメイトが証言した。

だが前出の保護者は小瀬村容疑者について、「高学年の児童からは容姿をいじったあだ名で呼ばれたり、気持ち悪がられていたと聞く。私は雑談をしたことがないけれど、明るめな感じでいつもあいさつをしてくれた先生だった」と話す。

「高学年の生徒は、小瀬村先生が今回何をしたのかわかっているようで、ネット記事が上がるたびに子どもたちのグループLINEでURLが共有されています。ショックを受けるというよりは、ニュースを見るたびに『もうキモい』『また小瀬村、本当にヤバいんだけど』と連呼し、嫌悪感の対象でしかない印象です」

保護者の間では、先生のスマートフォンの利用についての質問も出た。

「小瀬村がいつどこでスマホなどで撮影をしたのかという質問については、『学校側も対応中。調査を行なっており、警察の捜査協力もしている。そのため現状は、わかることはないです』という説明でした。そこに保護者から『進捗があったら我々にちゃんと教えてほしい』と要望がありました。

そもそも学校側のルールとしては、教室にスマホを持ち込まないルールはあったと聞いています。ただ、毎日毎回、先生のポケットなどの身体検査をするわけにもいかず、持ち物チェックなどはなかった。『この辺を徹底するにはどうすればいいか』と質問があり、学校側は『今後、しっかり考えていく』と回答していました」

フットサルをしていた小瀬村容疑者(写真/知人提供)
フットサルをしていた小瀬村容疑者(写真/知人提供)