黒いロンTに黒いパンツ、茶色いサンダル履きで入廷
元五輪選手の妻・小西杏さんが運営する卓球スクールで2019年から2024年にかけて3人の女性に対しわいせつな行為を行ったとして罪に問われている小西海偉被告。いずれの事件も卓球スクールの教室内で行われており、Aさん(16歳未満)、Bさん(40代)、Cさん(30代)は小西被告からわいせつ被害にあったと思われる。
社会部記者が語る。
「被害者3人とも小西被告がマッサージを行うという流れから被害にあっています。被害者のAさんは当時まだ16歳未満です。小西被告に下着の中に手を入れられ、右耳をなめられています(♯2参照)。Bさん、Cさんに関しては四つんばいにさせられ着衣越しに臀部に小西被告の陰茎を押し当てられるなどされています。再逮捕時には黙秘に転じていたので裁判で何が語られるのか注目が集まっていました」
黒いロンTに黒いパンツ、茶色いサンダル履きで入廷した小西被告。短髪の髪型はきちんと刈り上げられており、整えられていた。傍聴席にいた知人なのか座っている男性に向かって軽く笑みを向けるなど非常に堂々とした様子だった。
被告人席に着席すると弁護人と何か話しはじめ「あ、そうなの」などと漏らしていた。弁護人と話す際は日本語で話していたが、公判時には通訳がつき中国語で話を聞いていた。公訴事実に対して問われると、『私の弁護士にお願いしたいです』と語った。
弁護人は控訴事実について『Aさんに対し下着に手を入れたり耳をなめたりなどのわいせつ行為は行なっていない。Bさん、Cさんに対し臀部を触ったが同意があった、または同意があったと誤信してのことだ。あくまでマッサージの一環で、陰茎を押しつけるなどのわいせつ行為は行なっていない。よって被告人は無罪です』と主張した。