「連絡事項で家に電話をかけてくる際も親身に話を聞いてくれたのに…」

森山容疑者は初任地の旭丘小学校(名古屋市東区)に2009年4月から2015年3月まで勤務、2校目の大宝小学校(同熱田区)には同月から2023年3月まで勤務していた。

「森山先生が旭丘小学校にいた時に、娘の担任でした。当時先生は30代で爽やかな青年という感じで、教育熱心でまったく嫌な印象はありませんでした。連絡事項で家に電話をかけてくる際も、親身に話を聞いてくれた記憶があります。

娘からも嫌な思い出はないと聞いています。そんな先生にこんな邪悪な一面があったとは、そのギャップに驚きです。つくづく人は見かけによらないし、恐ろしいです」(森山容疑者が受け持った児童の母親)

小瀬村容疑者が勤務していた本郷台小学校
小瀬村容疑者が勤務していた本郷台小学校

今回の“変態教員連合”が摘発されたきっかけは、同じ名古屋市立小学校教員によるわいせつ事件が発端だった。社会部デスクが解説する。

「今年1月28日夜、名古屋市熱田区の駅のホーム上で当時15歳の少女が背負っていたリュックに体液をかけられるという事件があり、愛知県警は3月10日、器物損壊容疑で名古屋市立御劔小学校教員の水藤翔太容疑者(34)を逮捕しました。

県警のその後の捜査で水藤教諭が今回の盗撮SNSグループに参加していたことがわかり、変態教員連合の存在が明らかになった。グループチャットは森山容疑者が管理しているとみられ、県警が余罪を含めて厳しく追及しています」