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私たちは自ら進んでテック富豪たちの「農奴」になったのだ…便利さ・快適さと引き換えに喜んで与え、無意識に失ってしまったものの正体
ギリシャの経済学者ヤニス・バルファキス氏は、巨大テック企業が私たちからサービス料や手数料などをピンハネすることで富を集積し、きわめて強力な存在として君臨するようになったと指摘し、そうした状況を「テクノ封建制」と表現している。
実はこの不公平な経済システムを、私たち自身が積極的に支えているのだとバルファキス氏は言う。一体どういう意味だろうか。話題の書籍『テクノ封建制』より一部を抜粋、再編集して紹介する。
テクノ封建制 #3
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この記事のまとめ
- #1気づかないうちにあなたは「農奴」になっていた!? テクノロジーの発展がもたらした“身分制経済”の恐ろしい全貌...
- #2私たちはアルゴリズムの召使いなのか? ユーザーたちの「タダ働き」がビッグ・テックの「利益」を支えているという衝撃の事実
- #3私たちは自ら進んでテック富豪たちの「農奴」になったのだ…便利さ・快適さと引き換えに喜んで与え、無意識に失ってしまったものの正体
- #4アマゾン・ドットコムは「資本主義よりも邪悪な何か」だ…ギリシャ元財務大臣が今やユーザーは「デジタル版の封建領地で生きるクラウド農奴」だと悲嘆する理由
- #11「動画も無限に観られて、何でもクリック一つで購入できる」...便利な生活の中で気づかぬうちに自由が奪われ続ける“テクノ封建制”の真の恐怖とは
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