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「1人の女子生徒が突然、バッタリと倒れた」誰も助けようとしなかった甲子園の開会式…日本人の多くが「何もしないほうが得」と考えている危険
2017年の甲子園・夏の高校野球選手権の開会式の最中、プラカードを持つ女子生徒が倒れた。だが周りにいる球児たちは誰も助けようとしなかった。「列を崩してもいいのか?」「テレビ中継もされているし、ものすごく目立ってしまうかもしれない」彼らは判断に迷って動けなかったのであろう。では自分なら即座に助けに行けただろうか?
書籍『日本型組織のドミノ崩壊はなぜ始まったのか』より一部を抜粋・再構成し、個人が短絡的なメリット重視するあまり、共同体が機能不全に陥ってしまう現状を明らかにする。
日本型組織のドミノ崩壊はなぜ始まったのか #4
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共同体の「空洞化」
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