私にとってYouTubeは人生そのもの
——当時、YouTubeでわき毛を公開したことに対して、批判的なコメントもあったとか?
男性からは「いいね」「もっと見せて」というようなコメントをいただくことが多かったのですが、女性からは「わき毛を見せるなんて信じられない」「気持ち悪い」というようなコメントが多かったです。
でも、時代の流れとともにそういった批判的なコメントはだんだんと少なくなってきました。最近は多様性の時代になって、「わき毛が生えていても平気な社会になったのかな」と思います。
——最近はどんなコメントが多いですか?
「まだ活動してるんだ!」とか「小学生のときに見ていたけど、今はもう社会人になりました」というようなコメントが多いです。18年もYouTubeをやっていると時代の流れを感じますね。
——YouTubeを始めてからの18年間を振り返ってどう思いますか?
YouTubeを始めるまでは新しい就職先を探していたのですが、YouTubeとの出会いが私の人生の転機でした。YouTubeがきっかけで「就職するんじゃなくて、自分で手に職をつけて動画制作とかクリエイティブな活動をして生きていこう」と思うようになりました。
それからは、「しーちゃん」としての表現活動や動画制作が私のライフワークになっています。だから、私にとってYouTubeは人生そのものです。
10年前には、クリエイティブ系の会社を立ち上げ、現在は表現者としてだけではなく、社長としてもいろいろな活動を行なっています。
記事後編では、しーちゃんに「わき毛女子」ファンの実態や恋愛について語ってもらった。しーちゃんが過去に男性から言われた衝撃的な言葉とは…。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班