ドライバーの飛距離アップを目指すなら絶対に知っておくべき「飛びの三原則」+30ヤードも夢じゃない、適切な「ボールの初速」「打ち出し角」、もうひとつ気をつけるのは…
ゴルフコースで最初のショットとして使うことが多いドライバー。飛んだ距離でその後のスコアに差が出てしまうほど大事なクラブだが、遠く高く飛ばすために知っておきべき知識や独自の打ち方があった。
『効率のいい動きで曲げずに飛ばす! てらゆーのゴルフ飛距離アップ大全』(KADOKAWA)より、一部抜粋・再構成してお届けする。
『効率のいい動きで曲げずに飛ばす! てらゆーのゴルフ飛距離アップ大全』#3
アッパーで捉えるには左足カカト内側がベスト
アッパー軌道で打つためには、ボールの位置も重要なポイントになってきます。
ボールの位置の基本は、左足カカト内側のライン。ここに置いて、普通にスイングをすれば、体のほぼ真ん中で最下点を迎えたヘッドはその後上昇し、アッパー軌道でボールにぶつかるというわけです。
「ドライバーは左足カカト内側」というアドバイスを受けたことがある人も多いと思いますが、実はきちんと理由があったのです。
それに対し、ボールを真ん中寄りに置いてしまうと最下点近くでボールを捉えることになり、球を高く上げることはできなくなります。また、右足寄りに置き過ぎると、打ち込むようなスイングになりやすくなるので注意してください。
NG:ボールが真ん中寄りだと打ち込むようなスイングに
ボールを真ん中寄りに置くと、最下点付近でボールを捉えることに。また、上から打ち込むようなスイングになりやすい
『効率のいい動きで曲げずに飛ばす! てらゆーのゴルフ飛距離アップ大全』より
POINT:ボールの位置が飛ぶスイングを作る
左足カカト内側にボールをセットできれば、あとは普通にスイングするだけ。特にアッパー軌道を意識しなくても、上昇軌道に入ったところでボールを捉えられる
『効率のいい動きで曲げずに飛ばす! てらゆーのゴルフ飛距離アップ大全』より
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文/てらゆー サムネイル/Shutterstock
『効率のいい動きで曲げずに飛ばす! てらゆーのゴルフ飛距離アップ大全』(KADOKAWA)
てらゆー (著)
2025/3/1
2,200円(税込)
176ページ
ISBN: 978-4046074287
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<本書より>
ゴルフにおいて飛距離は、1つの要素ではなく、その人のゴルフを変えると言っても過言ではないのです。
飛距離が伸びて、方向性が安定し、おまけにスイングが美しくなる。
私が常に、「飛距離アップを目指しましょう」とお伝えしているのも、それが上達の近道だからです。