内田被告、まさかの「宣誓拒否」

内田被告は逮捕後、身柄拘束が続き、公に現れるのは昨年6月の逮捕報道以来、約8か月ぶり。

裁判所には、気温マイナス6.4度の極寒のなか、午前9時から大勢の傍聴希望者が列をなした。

26席の一般傍聴席に対して、希望者は158人。倍率は初公判よりも高く、旭川地裁としては異例の約6倍超えだった。

法廷に現れた内田被告は、まっすぐ前を向き、黒色のタートルネックのセーターに黒色のズボン姿で入廷。マスクをしているため、表情はうかがえなかったが、傍聴席を一瞥することもなく、法廷中央の席に腰をかけた。

キャプ 主犯格の内田梨瑚被告
主犯格の内田梨瑚被告
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内田被告は身長が170cmくらいだろうか。肩で風を切るような、颯爽とした歩き方で職員に連れられて入廷してきた。特に、入廷時から鋭い目つきが印象的だった。

続いて、小西被告も入廷。小西被告は、これまでの公判のときと表情が変わることはなかったが、内田被告を避けるようにやや左を向いている。内田被告も、舎弟だった小西被告を見ることなく、裁判官、裁判員の方を向いたまま座っていた。