「美容師に『髪乾かさずに寝たらハゲる』と言われ…」

一方で、こんな意見もあった。40代の専業主婦は「ドライヤーキャンセルは世代間ギャップの象徴では」と言う。

「私らの幼い頃は親に髪を乾かせとも言われなかったし、中高時代もドライヤーはしたりしなかったりで、きちんと乾かすようになったのは20代以降に美意識が芽生えてから。平成初期はドライヤーも今みたいに進化してなかったですよね」

写真はイメージです(PhotoACより)
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確かに、今の20代女性からは髪に対する意識の高さを感じさせる意見が多かった。ある20代女性は「約10万円のドライヤーを使っている」という。

「ふだんから髪にはめちゃ気をつかってるので、ドライヤーキャンセルとかありえない! 

美容番長のMEGUMIさんも“ドライヤーキャンセルするくらいなら髪を翌日洗え”と美容本で言っていたので、それを実践してます。

それに毎月美容院で2万円のトリートメントをしてるので、1回のキャンセルでそれらがパーになるのはマジで勘弁!」

写真はイメージです(PhotoACより)
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だが、ミドル世代の中には「子育てと仕事が落ち着いてからは、しっかり乾かすようになった」という女性もいた。

パート勤務の50代女性の意見はこうだ。

「30代半ばまでは子育てと仕事が忙しく、ドライヤーせずに寝ちゃうことも多かった。でも、ある日、行きつけの美容院で『ドライヤーで髪乾かさずに寝たらハゲる』と言われてからはちゃんと乾かすようになりました。若いときに比べたら髪のボリュームも気になるし、ハゲ予防のためにドライヤーは必須です」