男女混合のホステルで起こった夜の出来事
33歳・会社員の川島さん(仮名)は13年前、20歳のときの春にサッカー観戦のためドイツを訪れ、ベルリンのユースホステルに泊まることにした。
日本ではあまり馴染みがないかもしれないが、ユースホステルとは旅行者向けの安価な宿泊施設のことで、相部屋となる寝室や共用の設備があり、若者やバックパッカーなどがよく利用する。そのホステルがバックパッカー同士の交流の場となっていることも特徴だ。
川島さんは当時、こういった宿に泊まりながら海外を周っており、その日も飛びこみで宿を決めることができ、部屋へと向かった。
しかしこのホステルは、川島さんが普段使う部屋とは少し違っていた。というのも、“男女混合”の相部屋だったのだ。