昭和世代から絶賛の声に本人は……

反響を受けてべーたさんは、「実際、昭和を生きてこられた世代の方から懐かしいといった声がもらえたのは嬉しかったです」と喜ぶ一方で、「僕は学生ということもあり、あまり高いものは買えない状態なので、家具なども比較的手の届く範囲で集めました。なので、憧れを持たれるほど部屋を作ること自体は難しくないと思いますし、もし少しでも興味があれば実際に集めてみると楽しいんじゃないかなと思いました」とアドバイスを送っている。

ただ単に、お金をかければ心地いい部屋を作れるとは限らない。また、たとえ平成生まれで昭和の社会を実際に経験していないとしても、昭和が懐かしくて温かいものという感覚は共通しているようだ。

ただの“レトロ趣味の対象”ともまた違う、普遍的な価値が昭和の時代にはある。

冬はこたつと鍋でまったりと
冬はこたつと鍋でまったりと

取材・文/集英社オンライン編集部