特殊清掃員が語る孤独死の現状
通常の清掃から特殊清掃まで幅広く清掃業を請け負っている「ブルークリーン株式会社」で、長年特殊清掃に従事する鈴木亮太さん。
鈴木さんはその人の最期がどんな瞬間だったのか、現場を見ると想像できると話す。
「夏場など暑い時期に亡くなられた方で死後、時間が経過した遺体を清掃する場合があります。
夏場は基本的にはにおいが出るため、遺体が早期発見されるのが普通なのですが、住まいが持ち家の高級分譲マンションの場合だと、遺体のにおいが外に漏れてこない場合があるんです。すると、遺体の発見がかなり遅れてしまうことがあります。