神社関係者の怒り
靖国神社では、これまでも外国人による放火や爆破事件など、反日的な活動家のターゲットになってきた。
今年8月には、本件と同様の社号標に「トイレ」を意味する漢字などが黒いインクで落書きされた模倣事件も発生しており、警視庁は被疑者とされる中国籍の少年(14)の逮捕状を請求し、行方を追っている。
昨今の外国人によるトラブルについて、神社関係者は心情を吐露する。
「靖国神社は、現代でも慰霊施設として重要です。そのため、神社界では今回の事件について怒っている人が多くいます。
最近でも、明治神宮も外国人によるトラブルに巻き込まれています。
対策をしようにも人員が必要で、費用もかかるので多くの神社が頭を抱えている状況です…」
東京・代々木にある明治神宮では今年に入って2回も大鳥居に文字が刻まれる事件が起こっており、11月には米国籍の男(65)が逮捕されるなど、神社でのトラブルが相次いでいる。
神社関係者は、「なによりも、清掃の対応にあたった職員が可哀想だ」と心を痛めていた。
取材・文/学生傍聴人