パパ活女性を“リアル人生ゲーム”のように楽しむ
「パパ活をはじめた最大の理由は、“オッサン一人だといけない場所”に行くためでした。あとは、一人でランチをすることが嫌なので、ランチのお供をお願いすることもあります。若い女性とアクティブに関わることで、“青春再び!”という気持ちになれるところも気に入っています。肉体関係を結ばないライトなスタイルで活動しています」(貿易関係の会社社長・レイさん)
そう語る50代のレイさんは、関西にお住まいの貿易会社の社長だ。パパ活歴は10年に及び、数百人の女性と会っている。現在、「定期で会える子を探している」と話すが「女性に困っている」感は一切ない。その最大の目的は変わらずに前述の通りだという。
「オッサン一人で行けない場所」とはどこなのか。聞くと、女性が転落していく一端が垣間見えてきた。
「ハイブランドのVIP顧客限定のカクテルパーティーやタレントを呼んだインビテーションがあります。ブランドにより異なりますが、年に1〜2回、VIP客のみを招待してパーティーが開かれます。大きなブティックを貸し切りにしてピアノやヴァイオリンの生演奏を聞きながら、ミシュランのシェフが作るオードブルをつまんだりします。
大多数の男性が若い女性を連れ立って来ています。内心で『誰が連れている女性が一番か?』とマウントを取り合っているところもあるので、僕は密かに“天下一PJ(パパ活女子)会”と呼んでいます(笑)」(前出・レイさん)
そして、何枚かの写真を見せてくれた。透き通った音色が今にも聞こえてきそうな、演者や美味しそうなオードブル。
そこには、名だたる経営者と麗しいパパ活女性だけではなく、ハリウッドスターやタレントの姿もある。
「印象に残っているのは、約3000万円の時計。ブランド『R』のレディースものを女性に購入し、目の前でプレゼントしていた光景です。私は自分自身へ1000万円の時計のオーダーをしたことはありますが、女性へのプレゼントでの最高額はブランド『L』のバックで300万円。ばら撒きスタイルなんです。
『素敵だな』と思った女性に、『このバックのために頑張っている』なんて言われると、つい買ってあげたくなってしまう。でも、そんなのはかわいいもので、億単位の買い物をしているのも見たことがあります。正直、僕も価値観が狂いますよ」(前出・レイさん)