「日本の将来より大谷くんのケガが心配」

というのもこの選挙期間中、各局のニュース番組では選挙よりもプロ野球選手の大谷翔平をトップニュースとして紹介。

大谷が所属するロサンゼルス・ドジャースがプレーオフへと進み、世界一に向けて躍進中ということもあるが、それにしても大谷だらけで、一部では「大谷ハラスメント」なんて言葉で揶揄されるほどだ。

10月27日から対ニューヨーク・ヤンキースのワールドシリーズがスタートすると、輪をかけて報道が過熱している。

さらに選挙当日には、大谷が試合中に負傷してしまったため、そのことで日本中が揺れ、選挙よりも大谷のケガの具合が心配だという声が多数あがっている。

実際、ネット上では、

〈大谷の試合あるから午前中の投票率悪いだろうな~〉
〈選挙の日に大谷選手のニュースばっかやってるマスコミの国にいたらそりゃあ投票率も下がるよなぁ〉
〈選挙速報より大谷の怪我のニュースをやる日本てまじでヤバいと思う〉
〈一応選挙の日なのにニュースの一発目が大谷なのこの国終わってるだろ〉

といった書き込みであふれていた。

東京7区で落選し、敗戦の弁を述べる丸川珠代氏(写真/共同通信社)
東京7区で落選し、敗戦の弁を述べる丸川珠代氏(写真/共同通信社)
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次の選挙では、大谷翔平に投票に行くよう呼びかけてもらうのが一番いいかもしれない……。

取材・文/集英社オンライン編集部