「1日1万歩」に科学的根拠はない?
運動が健康に良いという点については異論はないだろう。ただし、それを実践できているかどうかは別問題である。
頭では分かっているものの、忙しくて時間が取れずにあまり運動できていない人も多いのではないだろうか。
では、どれくらい運動すれば病気になりにくくなるのだろうか?
「1日1万歩を歩く」ことが健康に良いと聞いたことがある人は多いだろう。このスローガンは日本発祥だと言われているが、「1万歩」という数字には実は永らく何の根拠もなかったのである。
ある研究結果によると、定期的にランニングをしている人は、していない人よりも平均して寿命が3年長いというデータがあるという。さらに、普段まったく運動をしない人なら、少しの運動だけでも大きなメリットが得られるという。
運動の科学的な効果を、書籍『正しい医学知識がよくわかる あなたを病気から守る10のルール』より一部抜粋・再構成しお届けする。
運動が健康に良いという点については異論はないだろう。ただし、それを実践できているかどうかは別問題である。
頭では分かっているものの、忙しくて時間が取れずにあまり運動できていない人も多いのではないだろうか。
では、どれくらい運動すれば病気になりにくくなるのだろうか?
「1日1万歩を歩く」ことが健康に良いと聞いたことがある人は多いだろう。このスローガンは日本発祥だと言われているが、「1万歩」という数字には実は永らく何の根拠もなかったのである。
続きを読むには会員登録(集英社ID)が必要です。ご登録(無料) いただくと、会員限定サービスをご利用いただけます。