パパ活で100万円もらったけれど…
――失礼ながら、いつか誰かに騙される気がします。
以前は騙されることもありましたね。「2万円分のAmazonギフトカードを50枚あげる」って言われて会いに行ったら、渡されたカードが全部使用済みだったこととか、「お金あげるからここまで来て」って言われて、行ったらブロックされたとか。
なので、今は前払い制にしています。会う前に振り込むか、「LINE Pay」で送金してもらっています。脱税したくないんで、その分の税金はちゃんと払ってます。
現金だとなくしちゃうこともありますね。この間、私とそのときの彼氏と“おぢ”の3人でご飯を食べただけで、現金100万円もらったんですよ。でも20万円使ったあと、酔っぱらって80万円失くしちゃって。めっちゃショックでしたね。そのとき彼氏に財布持ってもらっていたんで、ブチギレて顔面殴って鼻骨折させました。
でも、私めっちゃポジティブなんで、「失くしたけど、これは私の稼いだ金じゃない。次、取り戻せばいいや」と思いました。逆に失くした分、それがきっかけで自分から行動できたし、稼ぐためのノウハウが身についたんだろうなぁと前向きに考えています。
――なんか無理してないですか? 強がってませんか?
してないですね。よくアンチにも「強がんなよ」とか言われるんですが、それはたぶん嫉妬なんじゃないかなと思います。私みたいになりたくても、なれないから。
――結婚願望はありますか?
ないです。私、束縛されたり、ルールに縛られたり、誰かのものになったりするのが嫌なので。
――胡桃さんが大人、親になったとき、ご自身の行動に後悔するのでは?と心配してしまいます。
子どもは絶対に産みたくないです。痛いし、自分の遺伝子はこれで終わらせようと思っているんで。私みたいなやつが子ども作ったら、ダメだと思うし。
あと、自分の価値観を新しい人間に共有したくないんです。私の思想とか考えを、誰かに受け継ぐのが嫌。悔しいんですよ。自分の子どもに、私と同じような楽しい人生を歩まれたくないんです。
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インタビューでの記者の質問に、まるで中2男子のように、尖り続けていた胡桃。だが、頭の回転が速く礼儀正しい一面と、ときおり見せる寂し気な表情が印象的だった。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班