「親が悲しむことはやめようと思っていたんです」

──初となる写真集の大ヒットを受けて、読者や周りの人からの反応はいかがでしたか?

アンゴラ村長(以下同) 
ずっと応援してくれていた人たちは「ついに出た!」という感じでした。前々から、「グラビアをやってもいいんじゃないか?」と思ってくれていたらしくて、そういううれしい声は多いです。

親しい人からも「前からイケると思ってたんだよ」「そういうポテンシャルはあると思ってた」みたいにほめてもらっています(笑)。

『151センチ、48キロ』を刊行したアンゴラ村長
『151センチ、48キロ』を刊行したアンゴラ村長
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──すごいコミットですね。ご自身はできあがりをどう感じましたか。

本当にお洋服もかわいくて、カメラマンの方もすごくキレイに撮ってくださって。おそらく1000枚、2000枚とか撮ってくださったんですが、その中から編集部の方が選んだ100枚が送られてきてこちらで精査させていただきました。「これは盛れてない気がする…」などのやり取りを5ターンも繰り返して珠玉の100枚を選びました。

──慣れない撮影だったと思いますが、現場で大変だったことはありましたか?

大変だったことは本当に特になくて、現場ではスタッフのみなさんに盛り上げていただいて、みこしに乗った気分で浮かれていたんですけど、自分としてはとにかく売れるかが不安でした。

それなのに、撮影現場にはどんどんスタッフさんが増えて、よく数えてみたら11人いたんです。私を撮っただけでこれだけの人件費がまかなえるのか……と思ってしまいました(笑)。