大人気ゴルフYouTuberのてらゆーが教える「ラウンド直前のOK・NG練習」アプローチ、パッティング…練習迷子にオススメのスコアアップに繋がるドリルとは
YouTubeのゴルフレッスン動画で圧倒的人気を誇るてらゆー氏。彼が編み出した独自のスコアメイク術の中から、初心者にもオススメなスタート前にやっておくべき練習ドリルを紹介しよう。
『上達の早さは逆算思考で決まる! てらゆーのゴルフスコアメイク大全』(KADOKAWA)より、一部抜粋・再構成してお届けする。
『上達の早さは逆算思考で決まる! てらゆーのゴルフスコアメイク大全』#3
パッティンググリーンで5歩と10歩の距離感をつかむ
ほとんどの人がラウンド前のパッティング練習を熱心にやっているようですが、適当にボールを置いて、「入った」「入らなかった」とやるのはあまり意味がありません。
ラウンド前には、打ち方云々ではなく、コースによって異なるグリーンの速さを知ることが大事です。
まずパッティンググリーンに来たら、できるだけ平らなところを探して、5歩の距離を設定。そのグリーンの場合、5歩の距離をどれくらいの振り幅で打てばいいかを確認します。
5歩が終わったら、同じやり方で10歩を確認しましょう。5歩と10歩の距離感が分かれば、本番でも距離感を合わせやすくなるはず。パッティングの成否は、朝の練習に掛かっていると言っても過言ではないのです。
1:平らな場所を探す
パッティンググリーンでは、まず平らな場所を見つける。人が混み合わない端を選んだ方がゆっくりと練習できる
2:狙う場所にマークする
平らなラインが見つかったら、そのライン上にマークする。そのマークしたところがパッティング練習のターゲットになる
3:5歩の距離を確認
マークしたところから5歩の地点にボールをセット。ボールを置いたら、もう一度5歩先のマークを確認する
4:スマホを置き真っ直ぐを確認
グリーンの速さをつかむ練習なので、ボールの横にスマホを置き、真っ直ぐ打ち出せるようにしておく
5:足幅と振り幅を確認
肩幅に開いた足幅を基準に、どれくらいの振り幅にするかを設定。ストロークは必ず左右対称で行う
6:3球打つ
振り幅を決めたら3球打ち、距離感を調整。マークのところにピッタリと止め、5歩の距離感を自分のものにしておく
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文/てらゆー サムネイル/Shutterstock
『上達の早さは逆算思考で決まる! てらゆーのゴルフスコアメイク大全』(KADOKAWA)
てらゆー
2024/2/15
2,200円(税込)
176ページ
ISBN: 978-4046067456
てらゆーが独自のスコアメイク術を徹底レッスン!
YouTubeチャンネル登録者数75万人突破!! 大人気ゴルフトレーナーのてらゆーが独自のスコアメイク術を公開。
ゴルフはスイングの美しさや飛距離を競うスポーツではなく、「いかに少ないスコアで上がるか」を競うスポーツ。
本書では、スコアをよくする特効薬である「マネジメント」「メンタル」について徹底解説しています。
アベレージで100切れる人と切れない人のコースマネージメントの違い、ショートゲームのマスター術、シチュエーション別のメンタル術、ラインの読み方、打ち分ける上達法など、
最短で上達するためのてらゆー式メソッドをまとめた一冊になっています。
(本書より)
スコアを上げるためには、どうすればいいか。
ほとんどのゴルファーが、スイングの完成を目指して日々努力しているのではないでしょうか。
スコアを伸ばす上では、それだけでは十分といえません。
どのクラブでどこにボールを運ぶかという「マネジメント力」と、どんな場面でも自分のプレーを遂行できる「メンタルの強さ」がスコアに及ぼす影響が大きいからです。
スイングの基本、マネジメント、メンタル、その3つを同時に鍛えることがスコアメイクにつながるのです。
【目次】
〇イントロダクション スコアをよくする特効薬はマネジメントとメンタル術
〇第一章 劇的にスコアが安定するティーショット
〇第二章 スコアを作るセカンドショット
〇第三章 ラウンド前にやるべきオススメの練習ドリル
〇第四章 スコアメイクの要! アプローチショット
〇第五章 苦手意識をなくす! 状況別バンカーショット
〇第六章 スコアをぐっと縮めるパッティング術
など