SWとPWで同じところに落とし転がりをチェックする

アマチュアゴルファーで寄せワン圏内に付けられない人が多いのは、芝からのアプローチ練習をする機会が少ないから。練習をする機会がある時は、たっぷりやっておきましょう。

そのやり方ですが、私の場合はボールから5歩のところにボールマーカーを刺して、まずSWでそこにボールを落とす練習を繰り返します。そしてこの時、ボールが落ちてからどれくらい転がるかを確認します。

何球か打ったら、今度はクラブをPW(もしくは9番アイアン)に持ち替えて、同じ目標を狙ってショットをします。

当然、SWとPWとでは転がる距離が異なるので、今度はその転がりをチェック。この練習をやっておくことで、コースでも距離感をつかみやすくなります。

POINT:ボールの落とし場所をマークして練習する
●ボールを打つと決めた場所から5歩のところにボールマーカーを刺す。ボールマーカーは埋め込み式を使用。このマーカーが練習の際のターゲットになる
●ボールマーカーにファーストバウンドをさせるつもりで構える。ここではピンやカップ、ラインなどは関係なし。マーカーの場所だけを確認

『上達の早さは逆算思考で決まる! てらゆーのゴルフスコアメイク大全』より
『上達の早さは逆算思考で決まる! てらゆーのゴルフスコアメイク大全』より

POINT:マークに落とすことだけを意識する
●まずは58度のSWで狙う。この時、5歩の距離を打つ時の振り幅などをしっかり覚えておこう
●ランニングアプローチができるPWか9番アイアンでも同じところを狙ってショット。振り幅を記憶する
●狙ったところに落とし、SW、PWでそれぞれどれくらい転がったかをチェック。この練習をやっておけば、本番でも距離感をイメージしやすくなる

『上達の早さは逆算思考で決まる! てらゆーのゴルフスコアメイク大全』より
『上達の早さは逆算思考で決まる! てらゆーのゴルフスコアメイク大全』より