バンカーだからといって難しい打ち方は必要なし

バンカーは特別な打ち方をしなければいけない。そう思っているゴルファーも多いでしょうが、実はそんなことはありません。

砂ごとボールを打つことになるので、〝ダフらせる〞ことが必要になりますが、そのためにボールを少し左寄りに置くだけ。スイングはいつもと同じで大丈夫です。

POINT:ボールを左に置いて通常通りに構える
フェースを開く必要もオープンに構える必要もなし。ただボールを左に置いていつものスイングをするだけで、バンカーからは脱出できる

一発で脱出できるバンカーショットの状況別2つのポイント。アゴの高いバンカーは「フェースを45度開く」、目玉バンカーは「かぶせて、ドンッ」_1
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足場が悪くなりますが、他のショット同様、しっかり体を使って打っていくことも大事。また、アゴが近くて高く上げたかったり、スピンを掛けなければいけなかったりする状況でなければ、フェースを開く必要もありません。

ただ大きく違うのは振り幅で、通常の2〜3倍は必要。砂質にもよりますが、15ヤードのバンカーショットなら、30〜40ヤード前後の振り幅で打ちましょう。

POINT:クラブの振り幅は砂の硬さで調節する
どれくらいの振り幅で打つかは、砂の硬さによって調節する。砂が軟らかい場合は通常の3倍で、硬い場合は通常の2倍の振り幅で打つというのが1つの目安

一発で脱出できるバンカーショットの状況別2つのポイント。アゴの高いバンカーは「フェースを45度開く」、目玉バンカーは「かぶせて、ドンッ」_2