ガレージが開いてることもあったような気もしますが…
別の近隣の女性住民も空き家だとは気づかなかったという。
「正直そこまで気にして見てなかったというのはありますが、ここ最近は人の出入りはなかったように思います。ガレージが開いてることもあったような気もしますが、細かいことは記憶にないです。以前会社があった時は社用車だと思いますが、白いセダンの車がよく出入りしていました。
会社はずっと同じ会社かはわかりませんが、10年くらい前から入っていたと思いますよ。何年か前に近辺で2軒窃盗に入られたということはありましたが、ふだんは不審な人も見かけないですしね。事件のあった日も私はいつも早くに寝るので物音などには気づきませんでした」(女性住民)
死体損壊容疑で逮捕された平山綾拳容疑者(25)は「アニキ」と呼ぶ「怖い人」から遺体の処分を頼まれ、知り合いの飲み仲間2人に所有する黒い車を貸し、「報酬に大金をもらった」と供述している。
「平山は15日夜に品川区内のコンビニエンスストアで男2人に自分の車を引き渡しています。警視庁がすでに押収したこの車からは血痕や幸子さんの運転免許証、結束バンドなどが見つかっており、平山から車を受け取った2人が品川区内の住宅へ行き、そこから宝島さん夫婦を那須まで運んだ可能性があります」(社会部記者)
この品川区内の家まで宝島さん夫婦を連れ込み殺害、もしくは抵抗不能の状態になるまで暴行を加えることを計画したのは「アニキ」なのか。それともアニキに指示を出した別の人物がいるのか。捜査は少しずつ事件の核心に近づいている。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班