世界115ヶ国に笑いヨガ愛好者が

――笑いヨガの真髄ですね。というか、ごめんなさい。当たり前に使っちゃってますけど、そもそも“笑いヨガ”って何なんですか?

笑いヨガは『ラフターヨガ』とも呼ばれていて、1995年にヨガの本場・インドの内科医、マダン・カタリアが考案した、「笑い」と「ヨガの呼吸法」を組み合わせた、心身ともに健康になれる体操です。日本ではまだ知名度が低いですが、世界115ヶ国以上に愛好者がいるんですよ。

10分『あはははは!』と大笑いすると30分間の有酸素運動と同じだけのカロリーを消費するから、講座は楽しいけどすっごく疲れる(笑)。

――大笑いすると腹筋が痛くなりますもんね! 先生が笑いヨガと出会ったきっかけは?

私には4人の子どもがいて子育てに苦労していたんです。そんなときにヨガ講座があったので参加してみたら、それが笑いヨガで。

最初はすごくビックリしたけどやってみたら「なんかおもろいやん!」とハマってしまい、ラフターヨガリーダーの資格を取得して、今はラフターヨガティーチャーの資格を持っています。

笑いヨガ講師の他、笑顔の表情筋インストラクターやココロとカラダのバランスを整える「ヒモトレ」など、笑顔や健康に関する活動を広く行なっている
笑いヨガ講師の他、笑顔の表情筋インストラクターやココロとカラダのバランスを整える「ヒモトレ」など、笑顔や健康に関する活動を広く行なっている

――リーダー? ティーチャー?

NPO法人「ラフターヨガジャパン」が発行している資格で、ラフターヨガリーダーは講座を自由に開催できます。そして、その上のラフターヨガティーチャーになると、ラフターヨガリーダーの養成講座を開催できます。

――講座はどのような内容なんですか?

私は月1回、近所のカフェをお借りして午前中は笑いヨガで笑って、お昼は「ラフターランチ」といって、そのカフェで昼食を食べるという活動ですね。もう10年くらい続けてます。
 

――ちなみに先生は『笑顔の女神 ぶんぶん』と名乗っていますよね。

ラフターヨガネームですね。名前が文子(あやこ)で、もともとあだ名が「ぶんちゃん」だったので、それをもじりました。“笑顔の女神”は友達がつけてくれました。その名に恥じないようにいつでも明るく、みんなに笑いを届けたいと思ってます。