一部の男性は“お金のかかりそうな女性”を好むという事実

② 社会的に評価される地位でないのにプライドが高い
SNSで悪目立ちするタイプの港区女子は承認欲求が強く、プライドも高い。「自分はこんなにすごいものを持っている」「自分はこんなにすごいところへ行ける」「自分はこんなにいい女である」そういった発信を怠らない。それがシンプルに鼻につくのではないか。

実際に港区に生まれ、裕福な家庭に育った才色兼備な女性ならまだしも、出自のわからない港区女子(そもそも港区女子という言葉は、港区に住んでいる女性を意味しない)に対しては、「何者でもないあなたが、なぜそんなにいい女ぶって偉そうにしているの?」と感じてしまうのではないか。そして、やはり「自分の力で得たものじゃないのに」「媚びているだけなのに偉そうにするな」「ヤりたいから優しくされているだけだ」と大きな反感を買ってしまう。

よもぎちゃんが高級すし屋で食べた変わり種のおはぎ寿司
よもぎちゃんが高級すし屋で食べた変わり種のおはぎ寿司

とはいえ、彼女たちが多くのものを得ているのは揺るぎない事実。そして彼女たちのSNSでの発信はお金のない男性を寄せ付けない魔除けであり、“お金のかかりそうな女性”を好む、いい顧客となりうる男性へ向けた売り込みである。そもそも、それを批判する人たちに向けた発信ではない。

母数は多くないものの「お金のかかる女性と遊べる自分」というマウントを取りたい男性も確かに存在する。「トロフィーワイフ」という言葉があるように、港区女子は一種のトロフィーなのだと思う。お金をかけず遊ぶことを美徳にする人もいれば、遊ぶことにお金をかけられることにプライドを感じる人もいる。後者は財力マウントになるのだろう。

③ 売春をしているイメージ
いわゆる「港区女子」の多くは売春をしている、というイメージが強くついてしまっている。「お金のためにおじさんとヤってるくせに」この思考がどうしてもついて回ってしまう。件の女性に対しても「おっさんのをしゃぶっている口で高級寿司の味がわかる訳がない」とある男性が非難していて、「おじさんのモノは味覚異常を起こすような恐ろしく汚い物体だと思われているんだな…」とあまりの差別表現に少し笑ってしまった。

高級すし屋のイメージ 写真/shutterstock.
高級すし屋のイメージ 写真/shutterstock.

売春に関しては私も実情を完全に把握しているわけではないが、SNSや周りの話を聞いているとどうも事実っぽいぞ…とは思うが。真偽の程は不明だ。