商品名もデザインも変わったが、パッケージの形状は昔のまま
――いちばん気になるのはやはり、昔は「ウイダーinゼリー」という名前だったこと。一体いつごろから「ウイダー」が取れたんでしょうか?
発売当初は「ウイダーinゼリー」という商品名で発売していました。もともと、弊社が米国「ウイダー社」と事業提携していた関係でブランド名を本品にも使用していたんです。
ですが、2018年から「inゼリー」へと改名しました。ちなみに、そのときに弊社のエンゼルマークへと変更しているんですよ。
――たしかに変わっている! それと同時に、パッケージデザインも年月を重ねるごとに変化していますよね?
おっしゃるとおり、30年の間で文字の配置などデザインは変更してきており、昔と全く同じというワケじゃないですね。日々ブラッシュアップを続けていますが、文字のフォントやデザインのコンセプトは昔のままで、見た目の印象はそこまで変化していないと思います。商品の形状もほぼ変わっていませんし。
――え? 発売初期のパッケージを見てみると、今の形とは違って、テトラパック牛乳っぽく見えるのですが……。
それは商品の映り方の問題だと思います。1994年当時からinゼリーでは、“サイドガゼットパウチ”という自立するタイプのパウチを採用しています。
ただ厳密に言えば、発売初期のパッケージ商品は角張っていて、直角みたいになっているんです。これが現在では、怪我をしないように角に丸みのある形状に変更しています。