2年間だけ日本のグループサウンズ(GS)にも夢中になった少女
東京・八王子の「荒井呉服店」の次女として生まれた荒井由実(ユーミン)は、音楽が大好きな赤ちゃんだった。
おむつを付けている頃からマンボを踊って可愛がられ、小学生になってからはザ・ピーナッツや坂本九などのポップスを歌って周りの人たちを喜ばせた。
そしてピアノと三味線を習い始めたことから、いっそう音楽に親しむようになっていった。
老舗だった呉服店を営んでいた荒井家には、家族ぐるみの付き合いをしていた米軍兵士の一家がいた。
今もJ-POPシーンの女性トップランナーとして走り続ける松任谷由実。1954年の1月19日に東京都に生をうけた彼女は、生まれたころから音楽を愛し、愛されていた。天才・ユーミンのその軌跡を辿る。
東京・八王子の「荒井呉服店」の次女として生まれた荒井由実(ユーミン)は、音楽が大好きな赤ちゃんだった。
おむつを付けている頃からマンボを踊って可愛がられ、小学生になってからはザ・ピーナッツや坂本九などのポップスを歌って周りの人たちを喜ばせた。
そしてピアノと三味線を習い始めたことから、いっそう音楽に親しむようになっていった。
老舗だった呉服店を営んでいた荒井家には、家族ぐるみの付き合いをしていた米軍兵士の一家がいた。
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