ミセスジャパンに出場した理由は?

――長尾先生自身もたくさんの整形を経験されてますが、失敗したことは?

失敗はありませんが、1回目の術後に「もうちょっとこうしたほうがかわいくない?」って考えが芽生えてきます。いったんやると目が肥えて自分の理想がわかるというか。私の場合だと、1回きりなのはエラ削りくらいで、小顔整形の骨切術や脂肪吸引など、どれも2回ずつやってますね。整形は通っていくうちに極めていくものだと思います。

長尾院長
長尾院長

――一方、ヒアルロン酸注入は手軽ということもあり、高頻度で打つ女性も多いと聞きますが、やりすぎるといかにもな“整形顔”になってしまいます。

ヒアルの入れ方によります。最初の注入でちょっと見た目がよくなると「もっと入れたい!」という気持ちになりがちで、入れすぎてしまうとアンバランスな形になってしまいます。

鼻だって高ければ高いほどいいわけではないし、顔だって小さくしすぎればバランスが悪くなります。大切なのは美的センスです。ただ、“ヒアル入れすぎ顔”でも本人は納得されているかもしれない。ファッションと同じで自己満足な部分はあると思います。