余技=本業。片岡鶴太郎に「この次」はあるか?
近年では芸能人が本業以外に進出することが好意的に見られることも多くなってきた。
たとえばフワちゃんのプロレスがそうだ。プロレス挑戦が報じられた際、抵抗の声は多数あったが、練習への真摯な取り組みや、見応えある試合内容のおかげで、そういった外野の声は称賛に変わった。
本業と同じくらいあるいは本業以上に本気で取り組むなら、それはもはや本業の一部とみなされる。そういう世の中になってきた。
片岡鶴太郎はまだ68歳。人生100年時代に、もう一度や二度、彼の本業に何かが加わる日が来るかもしれない。
文/前川ヤスタカ イラスト/Rica 編集協力/萩原圭太