実はこれがいちばんウマい! ご飯1合におかず1品のハードコア弁当の勧め
新年度が始まり、あなたはこういう決意をしたかもしれない。「これからは毎日、弁当を手作りして持っていこう」。最初はお弁当用のおかずを買ったり、盛り合わせに凝ったりして楽しかっただろう。しかしそれも1か月を過ぎて、あなたは今、こう感じているはずだ。「面倒くさい……」。そんな人にお勧めしたいのが、ハードコア弁当である。タッパーウェアに白米をドーン ! その上におかずをまたドーン ! キャラ弁なんかぶっ飛ばす、実用一点張りの弁当である。考案者であるお笑いタレントのホイップ坊やさんに聞いた。
こういうのでいいんだよ、こういうので……
初心者はまずこう作れ
ここまで読んだあなたにも、ぜひハードコア弁当作りにチャレンジしてほしい。そこでホイップ坊やさんに、初心者に向けてオススメのデビュー作を考えてもらった。それがこれ、「焼き鳥2色弁当」だ。
「焼き鳥はイナバさんの缶詰で、塩味とたれ味を使っています。別にホテイさんのものでも構いません。いきなりおかず1品だと職場の人に与える衝撃が大きくて、『あいつよっぽどカネに困っているな』とか思われてしまうので、最初は2品から。これだと『ダイエット中なんで』とか言い訳もできます」
ハードコア弁当は海外にも注目されている。ホイップ坊やさんが作品をインスタグラムで紹介すると、シカゴに住むフォロワー数100万人というインフルエンサーのシェフから「いいね」が一度に100個もついて、「Perfect !」というDMが送られてきた。
「たぶん登りルートは違っても、お互い料理の頂は極めた、ということなんでしょうねえ」
……揺るぎない自己肯定こそが、最高のおかずである。