「消去法で黒岩氏」「全員消去で白票」マダムたちの呆れと怒り
「すごく不潔な内容の不倫スキャンダルで嫌だったけど、黒岩さんには一応、知事を3期も務めてきたという実績がありますから。他のよくわからない候補が知事になるよりはマシだと思い直し、渋々黒岩さんに票を入れました」(50代女性)
「不倫報道はあまりに汚らわしくて、最後まで読めませんでした。ただ、投票は仕方なく消去法で黒岩さんに投じました。地元紙で選挙前の各候補の抱負を読んだんですが、まともな公約を掲げていたのは黒岩さんだけ。他の候補は無回答だったり、答えていてもほんのひと言、ふた言だけだったりと、いまひとつ信用できませんでした」(60代女性)
「人としてダメでも知事としてはある程度信用できると諦めて、黒岩さんに投じた人が少なくなかったのでしょうね。私もその1人です(ため息)」(60代女性)
「汚職や犯罪ではなく、下半身の問題であるということ、そして発覚後にすぐに非を認めて謝罪したのを見て黒岩さんに票を投じました。他の3候補には県政を任せられる気がしませんでしたから」(50代女性)
上記のように、投票したとはいえ知事に対する嫌悪感が薄らいでいるわけではない。一方で黒岩知事を選択肢から排除したマダムたちからはこんな怒りのコメントも。
「本当に汚い下半身スキャンダル。娘や孫も神奈川在住ですけど、あの報道だけは絶対に見せたくない。他の候補と支持率が拮抗していたら、とてもではないけど、県知事に選ばれるような人じゃありません!」(50代女性)
「当選後の会見で、黒岩さんは白票の多さに、『自分への批判票と受けとめる』と発言していましたけど、まったくその通りです。今回の知事選挙には知り合いと数人で投票所に出かけたんですが、みんなで白票を投じました」(50代女性)
「不倫メールがあまりにもお下劣だったので、抗議の意味も込めて白票を入れました。黒岩さんを支持しているとは思われたくありませんから! 黒岩さん以外の候補も知らない人ばかりで、今回の知事選は低レベルな選挙だったと怒っています」(60代女性)