ぴかちゃんって呼んでください♡
――本当はAKBに入りたかった?
いやいや、年齢的に難しかったし、そもそもアイドルになりたいって思ったことがなかったんですよ。事務所に「オーディションがあるから受けてみたら」って言われて入ったのが、たまたまSDNだったという感じ。私、すごくサッパリして男勝りの性格だから、アイドル向きのタイプじゃないんです。
でも、現役当時は頑張ってました。ファンの方に「ぴかちゃんって呼んでください♡」とか言ったりして(笑)
――3期生ながら選抜メンバーに選ばれたり、1期生や2期生に並ぶ人気で注目を集めましたが、加入した翌年の2012年にSDN48が解散。実質1年も活動できなかったんですよね。
そうなんです。加入してすぐ、「実は、解散します」って言われたから、楽しむっていうより“無事にやりきる”みたいな意識だったかも。もっと楽しめばよかったと今は思いますね。
ただ、解散後、あらためて感じたのは、AKBの存在の大きさ。「SDNにいた」ではなく「AKBグループにいた」って言っちゃう(笑)。そうやって今も恩恵を受けているんです。
――SDNを辞めた後は何をしていたんですか?
その後、少しの間は、SDN時代のファンの方が応援してくれて、なんとかライブを開催したりできたんですが、それもだんだん減って仕事もなくなって。「芸能界はもう潮時かな」って思って、食品の輸入会社に入社して、4年間会社員として働いていました。
――幼少期、アイドル時代と波乱万丈の人生だったんですね。
人生を前半・後半で分けて考えると、前半はずっと地獄でしたね。アイドル時代も会社員時代もあまりお金はなかったから、金銭的に豊かになったといえるのは、結婚してからなんですよ。
年齢的に、今ぐらいからがちょうど人生の折り返し地点だとして、ここからは前半の苦労が報われて、少しずつ幸せが来てくれるって信じるようにしているんです。
第3弾では、炎上クイーンならではのアンチコメントに対する考え方や、こっそり明かしてくれた仰天のセックスレス解消法について、余すところなくお伝えします!
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班