誘うんじゃなくて、もう乗っとくのはどうですか?
――光上さんのブログは、息子さんが難病の疑いで検査を受けていたことや、娘さんが咳とともに泡を吹き始めて救急外来に連れて行ったことなど、お子さんのことについても隠すことなく綴っていますよね。
ブログには、嘘をつかず正直な気持ちを書きたいから、プライベートなこともいろいろ明かしていますよ。でも、子どもが病気になったことを書くと「また子どもを病気に仕立て上げてるよ」とか「それで注目浴びる気だろ」とか、アンチからコメントが来て炎上しちゃうんです。
うちの子、かなりよく風邪ひいちゃうんですけど、それをその度に書いていたら、「あいつが自分で子どもを風邪にさせてるぞ」なんて書かれて。2月に夫が倒れて救急搬送されたことを書いた時も、「お前が病気にさせたんだろ」なんて言われたり。
私、「ブログのアクセス数を稼ぐために、わざと病気にさせてる人」ってことになってるらしい(笑)。「そういう飛躍した発想ができるってすごいな」って、ある意味感心しますね。
――その一方で、旦那さんへの愚痴や子育ての大変さについて共感したり、更新を楽しみにしている人もいると思います。
ありがたいですね。私、なぜかセックスレスに関する相談をよく受けるんですよ。1人目の出産後、すぐに2人目を妊娠したから、みんな「頻繁にセックスしてるんだろう」って思いこんでるんじゃないですかね。
インスタで質問コーナーをやると、「どうやったらレス解消できますか?」ってすごく聞かれる。
もうね、寄せられる悩みの6割ぐらいが「セックスレスです」なんですよ。
――どのようにアドバイスしているんですか?
私は「一緒に生活したら、お互いに相手の素を見るわけだから、それでも私を女として見てくれるような男を選んだので」と答えるんだけど、正直、難しいですよね。
結婚や出産を経て環境が変わったりすると、男女ともに心境が変化することもあるから……。だって、旦那さんが抱いてくれるのを期待して、部屋の照明や香水、下着であからさまにムード出してみたりすると、逆にプレッシャーになって、ますますレスになっちゃいそうな気がする。
私が男だったら、確実に気持ちが萎えますね。だから、質問者の方に「サクッとライトに誘ったらどうですか」って提案したら、「私、自分から誘えないです」って返ってきて。「いや、誘うんじゃなくて、もう乗っとくのはどうですか?」って答えましたよ。
――それも夫婦円満の秘訣なのかもしれないですね。旦那さんとは子育てに対する考え方で衝突することもあるそうですが芸能界では赤ちゃんの頃から習い事をやらせたり、早期教育に熱心なママタレも多いですよね。光上さんはどうですか?
正直、早期教育や詰め込み教育には全然関心がないし、むしろやらせたくないんですよ。私が生まれた中国では、詰め込み教育が盛んだったりするんだけど、私はそれがイヤだったので……。夫も年齢にあった教育でのびのび育ったらしいので、私も子どもたちにはそうしたいなって。「動画は絶対に見せない!」とか、そういうこだわりもないですね。