準決勝で大谷―山本の超豪華リレーも?
一方、大谷はどう起用されるのか。一説には栗山監督はチーム関係者に「日本のちびっ子ファンにナマで投げる翔平を見せたいんだ」と話していたと言われる。
「大谷は3月2日にアリゾナで行われるブルワーズとのオープン戦に登板してから帰国する見込みです。その時点での疲労度合いにもよりますが、所属するエンゼルスのネビン監督が『大谷は指名打者と先発で起用』と明言しているので、中6日で2試合目の韓国戦(3月10日)に投げられれば、その後は中7日で準決勝登板の可能性まで広がってきます」(前出・スポーツ紙デスク)
もちろん打者として指名打者で中国戦からのスタメン起用は間違いない。その上、韓国戦に先発登板となれば、1次リーグで最大の見所となるだろう。ちなみに今大会では、初めて「大谷ルール」が適用されるため、先発投手・大谷が降板しても、その後も指名打者として出場できる。
また、国内組のエースである山本由伸、佐々木朗希も忘れてはならない。
「仮に初戦がダルビッシュ、2戦目が大谷だとすれば、佐々木は3戦目のチェコ戦、山本は4戦目のオーストラリア戦が考えられます。山本はここで投げれば、次は中6日で準決勝との計算が立つ。トーナメントにおいて準決勝は“最もいい投手を起用する”のがセオリーですが、場合によってはここでで大谷―山本の超豪華リレーが実現する可能性もあるでしょう」(前同)