「家康には静岡市がふさわしい」
◆家康といえば静岡市と浜松市のどちらにゆかりが深い?
との問いに対する回答は以下だった。
静岡市 47人
浜松市 40人
どちらも 11人
どっちも違う! 家康は愛知県岡崎市 1人
そもそも静岡市は今川義元の地 1人
ということで、辛くも静岡市に軍配! その理由を聞いてみると、
「家康に一番影響を与え、人格を形成したのは今川の人質だった幼少期。その時に過ごしていたのが静岡市だから」 (90歳男性・無職)
「静岡市には徳川家康のお墓、久能山東照宮があるから」(40歳男性・会社員)
「家康が余生を過ごし、最後の地として選んだ場所が江戸城ではなく駿府城だから。家康には静岡市がふさわしい」(84歳男性・無職)
やはり幼少期、晩年を過ごしたという実績を推す意見が多かった。一方、浜松派の意見は。
「『出世大名家康くん』というゆるキャラのイメージが強い。市のマスコットキャラクターになっているくらいだから、家康といえば浜松市なんだと思う」 (16歳男性 高校生)
「浜松駅の広場に家康くんの植木のモニュメントがあるから。他にも『金の家康くん像』があるし、家康と言えば浜松市のイメージがある」(21歳男性・フリーター)
「浜松城は家康だけじゃなく徳川家とのゆかりも深いし、『出世城』とも呼ばれるほどパワーのある城だから」(54歳男性・会社員)
「家康公が天下人となったのは浜松時代の経験が大きい。徳川家康の最大の敗戦と言われる三方ヶ原の戦いは浜松城にいるときの話。この敗戦こそが天下人になるための大きな糧となったはず」(70歳男性・無職)
若年層を中心にゆるキャラの存在も大きいようだ。続いて、「都市としてどっちが上?」かを聞いた。