グレー・カーペットの理由とは!?
映画のイベントといえば延々と敷きのべられたレッド・カーペットがお約束だが、第80回ゴールデン・グローブ賞が行われたビヴァリー・ヒルトンの通路を覆ったのはグレーの敷物。これは…いまだやまぬバッシングを慮って、自粛ムード?…と思いきや、「斬新でしょ」というのが運営の言い分らしい。
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というわけでその上を闊歩したスターたちの装いは、いつもどおりの絢爛さ。存分にごらんください。まずはファッショニスタたちから。
オシャレ番長アニャ・テイラー=ジョイは、トップスとマキシスカートに分かれたディオールで完璧なスタイルを見せつける。『ザ・メニュー』で映画<コメディ/ミュージカル>部門主演女優賞候補に。そうか、あの映画はホラーじゃなくコメディであったか…。
『ウェンズデー』で世界の人気者になったジェナ・オルテガ。複雑な構造のグッチのドレスで脇腹見せ。
ビリー・ポーターは、2019年のアカデミー賞で話題を席巻したときと同じく、クリスチャン・シリアーノのタキシードドレス(?)。今回は色がフューシャピンクでより鮮烈。シルバーの靴がかわいい。
リリー・ジェームズはヴェルサーチの深紅のガウンに、ハリー・ウィンストンのジュエリーというパーフェクト女優スタイル。こちらも脇腹見せで…トレンド?