奈良県はきなこがマスト! 島根県は鮎が主役のお雑煮
奈良県
雑煮の餅はきなこがマスト! 「きなこ雑煮」
![4ヵ月前から仕込む「鮎出汁雑煮」、きなこは味変ではなくマストの「きなこ餅雑煮」… 全国びっくりご当地お雑煮7_4](https://shuon.ismcdn.jp/mwimgs/0/5/744mw/img_055ad3fde1128f8f2ff9175d337b17d31726361.jpg)
なんといっても、砂糖を加えた甘いきなこに餅を絡めて食べる、きなこ雑煮にはびっくり。きなこは味変ではなく、マストなのです。また昆布だしの白味噌仕立てなので、さっぱりした味なのも特徴です。
具材の里芋、金時人参、雑煮大根は、全て切り方は輪切りで、物事を丸くおさめるという願いを、豆腐やこんにゃくは四角に切り、蔵を表し、豊作祈願が込められています。
きなこも黄金色なので、豊作を意味して、昔から人々の願いが込められた雑煮なのです。
島根県 益田市
鮎出汁をじっくり味合う 鮎雑煮
![4ヵ月前から仕込む「鮎出汁雑煮」、きなこは味変ではなくマストの「きなこ餅雑煮」… 全国びっくりご当地お雑煮7_5](https://shuon.ismcdn.jp/mwimgs/8/f/744mw/img_8f7ccf33de7a64d32b6b32a57ace10ad1134012.jpg)
清流の高津川を遡上する鮎で出汁をとって作るお雑煮です。
夏のうちに焼き干し鮎を作って、お正月のお雑煮のために保存します。
その期間はなんと4ヵ月!
それは焼き干し鮎には、お盆から8月末くらいまでの鮎が最適だからです。
鮎の身を食べてもお椀に盛り付けて食べてもいいのですが、目的は出汁のために使っていてシンプルに鮎出汁を楽しむお雑煮です。